いろいろれしぴ

お料理のこと・ネイルのこと・裁縫のこと・編み物のこと・いろんなことのレシピをつらつら・・・ たまーに普通の日常もw

春ですね〜♪ いかなごですね〜♪

関西でも神戸・明石周辺地域に限られるようですが・・・

春は「いかなご」の季節です♪

毎年スーパーに「いかなごコーナー」なる物が出現し出すと初春のいかなご漁解禁の知らせを待ちわびる訳ですよw

 

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いかなご用のタッパーな訳では無いと思うんだけど・・・この時期に売ってるタッパーのほとんどに「いかなご」ラベルがw

 

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某手芸用品店でも売ってたりしますw

 

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こういうお知らせも郵便受けに入りますw

 

いかなご?とお思いの方はコチラをw

素晴らしくまとまったサイトですね!スバラシィ!

作り方は各家庭それぞれで調味料が少し違いますが、基本使う調味料はほぼ同じ・・・なのに毎回炊きあがりが違うのは魚の大きさ、鍋、お醤油(高いお醤油使うと美味しいです)のせいなんだと言い訳しながら毎度黙々と炊くわけです。

いかなごくぎ煮教えて!

なーんて嬉しいこと言われて教えに行ったりもしばしばだけど、如何せん時間が無いw

ってな訳でレシピります!

美味しく炊いて欲しいからちょっと詳しくレシピります!ので長くなりますよ〜

 

※ あくまでも素人のレシピ故、プロの方からのお叱りが怖いですけど・・・まぁ、自己流ですがお分けする方には喜んでいただ行けるので良しとしときましょう( ´艸`) 

 

【 材料(いかなご1kgに対して) 】

・ 醤油 150cc

・ たまり醤油(さしみ醤油)50cc

・ みりん 150cc

・ 酒 50cc

・ ざらめ 300g前後

・ 土しょうが 50g強 または 山椒 市販の瓶詰め1瓶 (お好みでクルミやゴマも)

・ 落としぶた(穴をあけたアルミホイルまたはクッキングシート)

・ できあがりのいかなごを冷ますためのアルミホイルまたはクッキングシート

 

醤油はなるべく良い物を。ちょっとお高めなのを使うのがオススメです。

たまり醤油はコクを出すためなので、使わなくてもOK!

醤油の合計量が200ccになるように準備してください。

家庭によってはみりんを減らしてざらめを多めにしたり、ざらめを減らして水飴を入れたり、はたまた酒やみりんを使わない!といろいろです。ウチもその日の気分で変えたりします。しかしながら、ざらめ(水飴)の量を増やせばしっかり固いくぎ煮になりますが焦げつきのリスクも増えるのでお気を付けください。みりんを多めにすると柔らかい仕上がりになるので小さいお子さんや歯の弱い方にはオススメです。

作り慣れてきたら色々と試してみてみるのもいいかもですね。

いかなごは鮮度が命!買ったらなるべく早くに調理開始しましょう!

炊きあがりが凄く変わります!

 

【 炊き方 】

大きめのザルでいかなごを軽く洗います。しっかり洗おうとすると身がぐちゃぐちゃになってしまうのでササッと洗いましょう。

ザルに入れたまま水切りをしてる間に生姜を切ります。

細千切りがオススメですが、小さいお子さんや生姜が苦手な人が食べる場合は大きめに切って使えば食べるときに取り除きやすいです。

生姜の皮は剥かない方が香りがいいですが、もちろん剥いても構いません。

生姜の皮ってピーラー使っても剝きにくいのよね・・・って方は、スプーンでこそぎ取ってみてください。皮だけが綺麗に剥けますよ!

生姜が用意できたら鍋に全ての調味料を入れて強火でしっかりざらめを溶かします。

お鍋の大きさ、ウチでは1kg炊くのに対して 直径26cm高さ15cmの厚手の物を使ってます。これより少し大きいお鍋でも構いませんが小さいと吹きこぼれが心配です。

調味料がしっかりと溶けて泡立ってきたらいかなごを入れます。

いかなごの入れ方もいろいろとあるみたいですが・・・ウチでは生姜と共に全部鍋に入れて即座に手でかき混ぜます。手のひらを使って優しく3かき混ぜほど。

いかなごを入れたことで沸騰してた調味料の温度が下がるので火傷するほど熱くはないです。もたもたしてると火傷しますw

混ぜるの怖い・・・って思う人は、いかなごを2〜3回に分けて入れてください。

煮汁が全体に均等に行きわたる事が大切です。

均等に煮汁に浸からないとどうなるか・・・いかなごの塊ができます。

どうしようもないです(lll-ω-)

混ぜ方、分けて入れるやり方、どちらも上手くいかずに固まってしまった場合は・・・ササッと軽くだけお箸でほぐしてください(ほんとはやってほしくないんですけど)ぐちゃぐちゃかき混ぜるといかなごが悲惨なことになってしまします。

すぐに落としぶたをします。

アルミホイルやクッキングシートで落としぶたをすると軽いので沸騰してくると持ち上がってきます。落としぶたが鍋の淵ギリギリで今にも吹きこぼれそう!というギリギリの火加減で炊きます。この間はお鍋から目を離さないこと!大事です!

しばらくそのままの火加減で炊いてると落としぶたの高さが下がってきます。ふきこぼれの心配が無くなったら15~20分くらいはそのままの火加減で炊いてください。

鍋の厚み、大きさなどで煮汁が早くに無くなってしまうこともあるので、タイマーセットして放置!なんてことはやめてください。つきっきりになることはしなくても大丈夫ですが、ちょくちょく煮汁の様子は見るようにしましょう。

落としぶたが完全に下がっていかなごが見えだしたら少し火を小さくして煮汁が少なくなってきたら極弱火にして煮汁がほとんど無くなるまで炊けばできあがりです。

煮汁がまだあるな・・・もうすこしかな・・・と悩むようなら火を止めてください。

無理すると焦げ付きの原因になります。

鍋を大きく2回ほど振って残りの煮汁が全体行き渡ったらザルに上げます。

ウチではいかなご用の大きなザルがあるのでそのまま冷ましますが、ご家庭用のザルだと固まってしまう事があります。

なので、デーブルにアルミホイルやクッキングシートを敷いた上に広げてうちわで扇いで冷ましましょう。

完全に冷めたらできあがりです。

山椒を使う場合も同じです。生姜の代わりに入れても良いし、生姜と半分づついれても美味しいです。

くるみやゴマを入れたいときは落としぶたが下がって火を弱めるタイミングでいれてください。

そうそう、以前教えに行ったお友達の家ではIHコンロだったんですけど、問題なく炊くことが出来ましたよ!

気持ち柔らかいできあがりになった気はしましたが・・・

やっぱり火がいいなって方は、いかなご炊く時だけカセットコンロ使うのもいいかもしれませんね。

また、ザルに上げた際にきった煮汁は美味しいお出汁が出てるので、お酒やダシで薄めて魚の煮付けなんかに使ってくださいね!

 

たくさん炊いたいかなごは冷凍保存で1年中食べれます。

レンジで温めず、自然解凍で食べてくださいね!

 

美味しいいかなごライフになりますように!

 

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